販売製品
がんオルガノイド
製品ラインナップ
S-PDO (Suspended Patient Derived Tumor Organoid)
がんオルガノイド(以下S-PDO)をご自身で培養して使用したいというお客様のために、S-PDOの販売を行っています。S-PDOは細胞外基質を必要とせず、浮遊細胞と同様に培養が可能であるため、継代の際にも手間がかかりません。ご購入の際には、取扱マニュアルを付属していますので、安心してお求めいただけます。
なお、細胞を長期間培養した際には、遺伝子発現が変化する可能性があります。S-PDOをご購入いただいたお客様には、元のS-PDOや元の組織の遺伝子発現から変化が生じていないかご確認いただけるように、DNAマイクロアレイで定期的に遺伝子発現のチェックを行う保守パックをご用意しています。詳細についてはお問い合わせください。
※培養には専用のサプリメントが必要です。また、細胞塊を分散するためのキットも販売しています。
S-PDO関連製品の販売についてはこちらをご覧ください。
分散処理後にレンチウイルスを用いてGFP遺伝子を導入したS-PDO(左:明視野像、右:蛍光像)
- ※遺伝子導入効率は、細胞株や遺伝子導入条件等によって異なります。
SD-PDO (Suspended and Dissociated Patient Derived Tumor Organoid)
ご購入後、すぐにアッセイを行いたいというお客様には、がんオルガノイド分散細胞(以下SD-PDO)のご購入をお勧めいたします。
がんオルガノイドを用いて薬効評価を実施する際には、データの振れを抑えるために、細胞を均一に分散させる必要があります。S-PDOを分散して得られるSD-PDOは、がん細胞株(Cell line)と同じ感覚で播種を行うことができます。さらに播種後には再びオルガノイドを形成するため、オルガノイドでの均質な薬効評価が可能です。SD-PDOはready to useの状態でお客様にお届けするため、分散の手間なく、すぐに評価試験を実施できます。
※SD-PDOの販売ストックは一度の評価試験での使い切りとしてご提供しているため、培養、継代等、細胞の維持方法についてのご案内はありません(評価試験実施時の解凍から細胞懸濁液調製までの手順のみを記載した取扱マニュアルを付属しています)。
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S-PDO
- ・3D構造を持つ細胞塊
- ・長期培養可能
- ・培養形態は浮遊培養→培養のコストや時間がかからない
- ・元のがん組織の特徴を維持している
- ・ウイルス検査済み
SD-PDO
- ・S-PDOをシングルセルに分散したもの
- ・元のがん組織の特徴を維持している
- ・細胞株と同様、細胞の計数や均一な播種が可能
PDOを用いた各種評価試験も承ります。詳細はお問い合わせください。
提供データ・サービス
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- ・凍結細胞ストック
- ・Product Sheet
- ・Certificate of Analysis
- ・S-PDO Culture Method/ SD-PDO Thawing Method
価格等
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